【ローテーション】トノラグライコウ 〜大阪ローテオフ使用PT〜

1.本日のお題

GWが終わってしまってマジ辛い今日この頃、ポケモン好きの皆様は如何お過ごしですか。
本日は、私が参加させていただきました大阪ローテオフにおいて使用したPTを記録していきたいと思います。
ざっと紹介する前に、一つ。
今回のPTは私一人で考えたのではなく、しゅないだーさんという方とオフの二週間以上前から一緒に組んだ物です。
それだけに結果が欲しかったのですが……。とにもかくにも、しゅないだーさん、色々とありがとうございました。



Name Ability Item Battle Moves
Politoed Drizzle Damp Rock Scald Perish Song Encore Rain Dance
Swampert Torrent Swampertite Waterfall Earthquake Ice Punch Brick Break
Raikou Pressure Life Orb Thunderbolt Hidden Power Ice Reflect Light Screen
Aegislash Stance Change Leftovers Flash Cannon Shadow Ball King's Shield Substitute
Talonflame Gale Wings Lum Berry Brave Bird Flare Blitz Swords Dance Tailwind
Sylveon Pixilate Sitrus Berry Hyper Voice Heal Bell Wish Protect

 
 
 



2.全体解説

PTのスタートは、メガラグラージに目を付けた所から。
元々今回のオフは何か今までにない新しい事をしたいと考えており、その点でこのポケモンはΩRαS新規メガシンカであり、
更にXY以降使用していなかった天候という要素をPTに齎す存在であり、極めつけに間違いなく刺さる存在であると感じていました。
今回のオフの主役として、正しくうってつけの存在であると言えます。

メガラグラージの採用が決まったことから、ほぼ同時にニョロトノも確定。
メガラグラージというポケモンはすいすいという特性を持ち雨下でSが2倍になる強力なアタッカーですが、
それはメガシンカターンには適用されません。そこで採用したのはライコウ
壁をあらかじめ展開しておくことで、メガシンカターンでのサザンドラガブリアスからの強力な攻撃の負担を減らし、
自身でそのままゲームエンドに持っていくことも、壁下で暴れ相手を削り、裏の圏内に持っていく動きも狙えるように。

さて、この流れで裏から相手を仕留める第2のエースの必要性も出てきました。
これは問答無用でファイアロー。その特性もさることながら、前述の3体では厳しい草の処理も担います。
トノラグライコウ+アローという一つの形が出来ましたね。

ここから補完に入ります。
最低限のトリックルーム耐性及び状態異常耐性の必要性を感じ、色々探した結果はやはり食べ残しギルガルド
最後の一枠はパッと見渡して対サザンドラが怪しかったためニンフィア
好みは眼鏡型ですが、今回はエースたちのサポートに周ります。

以上で6体が完成。あれよあれよと時間が経過してしまったため、この並びを崩さずにあとの調整はレートで確かめる事に。



3.個別解説


Politoed @ Damp Rock
197-×-128-114-127-91
Scald/Perish Song/Encore/Rain Dance

最初はスカーフでの奇襲なども考えましたが、雨が5ターンというのは余りに短かったため湿った岩を持たせ、耐久型に。
相手を見てすぐ水技で殴れそうな場合は先発で、メガラグラージを詰め駒として使う場合には裏から出します。
この判断が中々難しく、レートでは慣れるまで苦戦を強いられました。
(確か)元々冷凍ビーム+ゴツゴツメットのダメージでH4メガボーマンダ確定までCを振ったのですが、
見てわかる通り抜けていきましたのでそれを削ってBに回しましょう。




Swampert @ Swampertite
188-178-111-×-111-99 → 188-222-131-×-131-109
Waterfall/Earthquake/Ice Punch/Brick Break

配分はすいすい発動でスカーフトゲキッス抜き、A全振り残り耐久。
雨+壁が揃った時の制圧力が凄まじい事は言わずもがな、それらが無い場合でも動ける単体性能の高さが魅力。
ただ、どうしてもダメージを負わずにメガシンカしたい状況も何度かありました。
そう言った場合の保険となる守るを仕込みたかったのですが、残念ながら技スペースが足りませんでした。




Raikou @ Life Orb
?-?-?-?-?-?
Thunderbolt/Hidden Power Ice/Reflect/Light Screen

借りものなので配分は秘密。
反省すべき点は、私が壁を扱うのが下手であると判明したのがオフ数日前であったこと。
単なる珠アタッカーとして運用してしまった感があり、そのポテンシャルを引き出してやる事が出来ませんでした。




Aegislash @ Leftovers
167-×-170-100-190-80
Flash Cannon/Shadow Ball/King's Shield/Substitute

眼鏡サザンドラの悪の波動を確定耐えする時間稼ぎマン。
ナットレイの重要な駒でもあります。無難に強い、一家に一台ギルガルド




Talonflame @ Lum Berry
153-133-92-×-89-195
Brave Bird/Flare Blitz/Swords Dance/Tailwind

基本選出における第2のエース。積む際の状態異常を警戒しラムの実を持たせましたが、
後述のニンフィアが癒しの鈴を持っていることも考えると青空プレートでもアリでしょうか。
威張るが怖かったんですよ。




Sylveon @ Sitrus Berry
202-×-112-147-151-82
Hyper Voice/Heal Bell/Wish/Protect

削れたエースを復帰させる守りの駒としてニンフィアを採用。
願い事やニョロトノの滅びの歌とのシナジー、更には時間稼ぎも考慮し守るを仕込みました。
火力なさすぎワロタwwwwww



4.で、オフでは?

実はこのPT、レートで回した当初は5戦1勝4敗というスタートでした。
メガラグラージで決めに行こうとした瞬間に雨が切れて終戦ギルガルドが重すぎて終戦、草が辛すぎて終戦……。

こうした問題を先述のしゅないだーさんと相談しながら少しずつ修正していき、最後はレートである程度の連勝を飾ったため
自信を持ってオフ本番へ臨みました。当日の朝にライコウサザンドラに変えたくなったのは内緒。

会場では、見せ合いの瞬間に相手から「ウワッ」といった声が聞かれることが多く、対面でやるポケモンの面白さを感じると同時に
メガラグラージは皆嫌がっているんだなー、と。
どの対戦も概ね活躍を見せてくれたこともあり、また択に勝てたこともあり、予選は7戦6勝1敗という結果を得る事が出来ました。
……が、鬼門の決勝トーナメント1回戦で苦手のPTにあたり、択にも負けた結果当然の敗戦。
自身の勝負弱さを痛感しますが、それでも一定の手応えと改善点を得る事が出来たため、決して無駄にはならないと思います。

本当はまだまだ使いたい6体でしたが、オフと言えば使用PT紹介記事なのでとりあえずの公開。
メガラグラージはまだまだ上を目指せると思っているので、今回のPTをひな形に、改良版をいつかこのブログに載せたいですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。そして改めて、主催のメロンパさん、対戦相手の皆さん。
とっても楽しいオフでした。またローテレートでお会いしましょう。
最後に……PT作成を手伝ってくれたしゅないだーさん。優勝出来ずに申し訳ない!!!
Ciao!(イタリア語)